#涸沼#巨鯉#釣り

10月に入り、秋本番・・

水郷の鯉では満足できず、
デカイ鯉を求め涸沼に通うようになった。


涸沼は、水郷と同じ遠浅の富栄養湖。

違う点は、海と通じている汽水域であり、
やっかいもののアメリカナマズもいないこと。


水郷の経験から、富栄養湖は水温によって

酸素不足(低活性)のリスクがあるため、少しでも
風が当たるところ、水通しの良いポイントを選定。


現地に着いて、早速、底探りをすると、、
手前7mまでは比較的硬い砂底、そこからカケサガリ~9m付近から泥底に変化している。

ここ涸沼は、最深部でも3m程度。


とりあえず、一本は砂底の上のタナ狙い。
もう一本は、カケサガリの途中に落とした。


あとは、涸沼ルール(岸から10m以内)を守りつつ、
タイドグラフを参考に潮位で打ち返しのタイミングと投入点を微調整するのみ。


昼前から東の風が吹いてくる。
風は波となって豊富な酸素とプランクトンを運んでくる。そして、餌がたまるところに、鯉はやってくる。


そんな都合のよい妄想をしていたら、
よい風が吹いてきた。



開始から2時間で早速アタリ!!

スピードは無いが、
重量級の手応えで、大物を確信!


途中、何度か障害物に突っ込まれそうになったが、慎重に何とかネットイン!!
いきなり、93cmのメス鯉。

ここまでは、計算通り。


しかし、
その後、2時間はアタリなし、、、

鯉釣りは難しい。

読み通りいくこともあれば、全くいかないことも
、、


今日は、もう駄目かと思い、
しばらく景色を楽しんでたその時!!!


「ピピピピピー、ジジジジッー!!」
静寂を破るバイトアラームとドラグの焼けるような悲鳴音が!!


慌てて、竿に向かい全力疾走!!
やっと竿を手にしたが、
ミチイトが止まらない、全く止まらない!!


「まずい、このままでは、100m沖の杭に巻かれてしまう!!」


不安がよぎり強引に止めようとしたところで、痛恨のラインブレイク!!


完全に負けた、
涸沼のモンスターに何もできなかった、、


鯉釣りを始めて、何もできずに敗北したのは
3回目である。


「まだ、チャンスはある」


気を取り直し、、
走られては、こちらに勝ち目はないと思い、
今度は、ドラグ調整をキツめにして再スタート!


すると、わずか30分で、またあのドラグを焼き擦るアタリが!!


ドラグをキツめにしたせいか、
今度は沖の杭ではなく、右手のブイに突っ込んでいった!


ブイなら、時間をかければかわせると思い慎重にやりとり、、

「焦るな、焦るな、焦ったら負けだ、、」



待つこと20分、、、


ブイから出てきたところで、一気に手前に寄せて
ネットイン!!


「大物だ!!」


メーターには一歩届かなかったが、

スラッとした精悍な顔つきの99cmのオス鯉だった!



その後も、涸沼に何度か通ったが良型を連発。

水郷と違い、タイミングと投入点が合ってれば、6時間で4回はアタリをもらえる魚影の濃いフィールドだ。

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鯉釣り日記いばらき

狙うはメーターオーバー・・・